「ルナティックDEStiNy」私的解釈

※まだ途中なのですが考えても考えても深すぎて終わりがみえないので思いのまま書きなぐったまま投下します。

(都度書き足していきます)

 

※ご注意※ 

・考察といいつつ妄想混じりの拙い文章です

・シャインの性格を「分別のつかない子どものようなよく言えば自信家でピュアな人、悪口いえば驕りある自分勝手な人」と勝手に解釈しています

 

 

タイトル「ルナティックDEStiNy」

ルナティックは「狂気じみた」という意味を持つ単語。タイトルからルヰの狂気の歌であることが明白。

 

 

青い花びら 月明かり」

青い花びらはシュワルツローズ(青い薔薇がシンボル)
月明かりはルヰのシンボル。青い花びらが舞うシュワルツに月明かりと共に降り立った如月ルヰとても絵になる。ルヰがシンに近づくためにシュワルツにやってきた情景を表現しているよう。(ルヰと月明かりだと河原のシーンの方が印象的だとは思います)

 

「君のイノセンス辿ってきた」
ここでいう「君」はもちろんシン(シャイン)のこと。
イノセンスは複数意味があるので代表的なものを取り上げてそれぞれの解釈をしてみます。
イノセンス意味
①無罪、潔白
後述の歌詞と照らし合わせるとルヰはもちろんのこと、シン(シャイン)も何かしらやらかしてると思われるので無罪、潔白は当てはめにくい

②純潔、純真
純粋にプリズムショーに思いを馳せる今のシンのショースタイルを表現しているのではないかと。
また、シャインもプリズムショーに関して純粋に楽しんでいたのかもしれない。(私的なシャインのイメージは子どもっぽくて直情的な性格というイメージがあります。ユウのような一面がある男性を思い描いています。)そういった意味では歌詞に合うのではないかと。

③無邪気、天真爛漫
②同様、シン(シャイン)そのもの、という感じですね。

 

「また出逢えたのは~重なる」
言葉の通り、シンとルヰの出会いは偶然ではなく必然的な出来事だという明示。

 

「神話になろう」
2パターン考えました。
①永遠になろう(なりたい)という言葉の暗喩(言い換え)
②プリズムスタァとして伝説的な存在になろう

ただ、ルヰがあっさりとヒロに勝利を譲ったことから考えると②の可能性は低いかと思います。スタァとして伝説になるには勝利は必須のような気がするので。

 

「そのバイオレンス 吸い付くして」
バイオレンスは二通り意味があったのでそれぞれ解釈していきます。

①暴力(的)

よく使われる意味はこちら。

 

シャインのもの(シンの中にシャインは息づいてると思えばシンのもの)
※バイオレンスの意味、激しさ、強烈さもある
吸い付くすことでバイオレンス的な部分をなくしたいのかな

 

「君はすりガラス 心まで透けて見えるよ」
これはシン(シャイン)が分かりやすいという人柄を表す意味にもとれます。

ですが、あくまでルヰの視点を通した詞なので「シン(シャイン)のことなら手に取るように何もかも感じることができるよ」という気持ちが歌われている方が強いような気がします。

 

「燃えるような 渦巻くような」
燃える、というのは真っ直ぐ、明るい、情熱的といったプラスのイメージ。
渦巻くというのは何か悪い予感を彷彿とさせる。この言葉を2つ並べることでルヰの「殺したいほど愛してる」「愛しく憎い」といった相反する2つの感情を更に強く意識させている。

 

「1000年の時 翔けぬけて
解き放たれたのさ」
ルヰがシンの前に現れたことで(1000年の時空を超えて)解き放たれていそうなこと。それは、シンのスタァとしての煌めき(うなじの三日月型の痣とリンク説が濃厚)ではないか?これ以外にしっくり来るものが思い浮かばなかった。

 

「過ちもすべて置いてゆくよ」
ここで指す過ちは一体何なのか?誰のものなのか?
考えられるものを列挙します。
①シャイン(シン)の過ち
キンプラ内でのりんねの発言からシャインがショーをすることは良くないことであるのは明白。
シャインが使者だという明確な情報はないうえに仮に使者ならなぜりんねと二人でいる?と疑問点が更に浮かびますが、シャインがショーをすることは十分過ちに値しそう。

②ルヰのもの
ルヰは使者なのにキンプラ内でがっつりショーをしています。頂点にはたっていないけれど、フェザーを折ったことも含め過ちに値する。
また、シンをただの人間という括りにいれるのであれば彼に想いを寄せていることも過ちなのでは?

りんね(ルヰ)のもの
恐らくシャインに惚れていたりんね
仮にシャインが使者だとして、使者同士が恋に落ちるのは良いのか悪いのか…もしかしたら過ちになるのかもしれない。
また、シャインと心中したこと。相手の気持ちを問わずに葬った(この辺りは明確にされていないので私の妄想)というバッググラウンドがあればやはりこれも過ちなのではないかと思います。

過ちの種類とその所持者は可能性が数多くありますがそれを「置いていくよ」というのはどういったことなのかは分かりませんでした。

 

「流転の海で」
流転の意味大きく2つありました。
①移り変わってやむことがないこと。

②生まれ変わり死に変わって迷いの世界をさすらうこと。

今回は確実に②の意味だと思われます。
生まれ死に変わり世界をさすらう、今のルヰの状況そのままです。
しかも更に鳥肌のたった事実。流転の類義語は輪廻なんです…

 

「愛しさと憎しみ」
憎しみ、と明言されたことでルヰが私怨からシンを殺そうとしている可能性。
当初から「ルヰの目的はシンを殺すこと」とはっきり使者としての目的を放置して私情に走っているのは明確でしたがその事実が更に強化されている。また、シンを殺すことは世界の均衡を保つためかとも思っていたのですがどうやら私怨の線がありそう

 

パラドックスの狭間で」
パラドックスは逆説の意味。ジレンマの意味として使われることもある。どちらにせよ「2つの相反する事柄の間で板挟みになること」
ルヰの場合愛しさと憎しみの間で板挟みになっている。